君を泣かせた奴はいつか必ず

永遠に穏やかに生きたい


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勝てば官軍

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2/9(金) 「同志少女よ、敵を撃て」読了。今年の読書目標が有名どころを読むこと及び、食わず嫌いしないことなのだが、この目標立てて良かったなと思う1冊だった。

戦争小説に馴染みがないし、アニメでも戦争を題材にしているものは苦手(ヨルムンガンドだけは別)だったので、この目標立ててなかったらまず読んでなかった。序盤から過酷でテンションが下がりながら読んだが、クライマックスにかけてどの登場人物も際立っててかなり良かった。

そして戦争、絶対に嫌だな〜〜と思う。憎しみが雪だるま式に膨れ上がっていく様に終わりはない。大切な人の仇に殺した誰かは、誰かにとっての大切な人なので、一生憎しみが続く。

あとこの小説は第二次世界大戦での独ソ戦が舞台なんだけど、私って全然歴史わからんじゃん!と思った。世界史はもとより、日本史もかなり怪しい。言い訳させてもらうと、高校で地理選択してたからです。ウル、ウルク、ラガシュしか覚えてねえよ…。

次の直近での食わず嫌い克服は「夜のピクニック(新潮文庫)」を読むことである。青春小説というだけで毛嫌いしてしまう。青春が憎い学生生活を送ってきた人間に刺さるのか。刺さりすぎて引きずる可能性すらある。乞うご期待。

まじめに不真面目

2/8(木) 多分1年半ぶりくらいに、会社のお姉様とご飯に行った。この日は、上司の機嫌がすこぶる悪くて、私はもともと18時半に退勤すると伝えていたのだが、嫌味を言われて気分は最悪。それでも、上司の嫌味に気づかないふりをして笑顔で退勤した☺️

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お姉様は相変わらず美しかった。なんというか、全てのパーツに艶があってふっくらしている。特に、リップなんかは厚みがあるのに主張がなくて、本当に羨ましい。わたしの口紅たちもこういう唇に塗ると、さぞ可愛いのだろうなと思う。

あと、話を聞いてるとこの人、全然働いてねーなと思った。大体、出勤連絡してから2時間ほどベッドで横になっていると言っていた。他の時間はだいたいテレビ見ながら作業してるとのこと。それでも、もう働きたくないし、近いうちに辞めてバイトでもしようかなと言っていた。気持ちはわからなくもない。

お姉様と話していると、まあなんか真面目すぎるのって馬鹿らしいなと思った。多分、もっとテキトーでもよい。お姉様はやりすぎだけど。別に、その仕事と結婚してるわけじゃないんだから。

帰る頃には、上司に嫌味言われたのなんてどうでもいいし、明日の朝にフォローしようなんて思ったことがバカバカしくなった。

そういう心持ちになる日があってもいいんじゃないだろうか。

 

ジンギスカンの実績解除

2/3(土) 夫がジンギスカンを食べてみたいというので、食べに行った。ちなみに、私も人生初のジンギスカンである。

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何種類か食べたんだけど、たしかに臭い。今までマトンのビリヤニなんかは食べたことあったのだが、あれは結構、香辛料で羊そのものの臭みがかなり少なかったのだなと気づいた。

後味になんとも言えない臭みがある。でも、肉自体は柔らかいし、脂身が比較的さっぱりしていて美味しかった。いわゆる焼肉なのだが、野菜を多く食べられるのが嬉しい。

こういう、初めて食べたものの感想を上手く表現できるといいなあと思う。羊の臭み、形容し難い。個人的には発酵に近い、丸い臭みというか。

人生初のジンギスカンはなかなか楽しい経験だった。こうやって、経験したことが誰かとの話題に上がった時、人はドヤって振る舞えるのだと思う。それがたった一回の経験でも。あと、倹約はしたいが、こういう新しい経験にはお金を惜しみたくないと思う。今年も色んな体験をしたい。

たった1つを特別にする

倹約!倹約!

1/30(火) 「バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか」を読んでいる。これ、大学生の時の大家が貸してくれたことがあったのだが、その時は真剣に読まなかった。なにせ表紙が胡散臭すぎる。

内容はかなり小説っぽい感じで読みやすい。お金は大事だよという話がずっと書かれている。さして目新しい話もないのだが、本当に基本に忠実なところが良い。基本を守ることって案外難しいということをこの年になって身に沁みる。

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去年まで物欲が溢れていたが、今年に入ってかなり落ち着いたし、なんなら物1つ買うにも慎重になっている。なので、買うかどうかを検討するリストを作って自分と会議するようになった。個人的には、これはすごい進歩である。

買おうと思えば買える状況だと、脳内を「ほしい」が埋め尽くしてしまって、いつも物欲に大敗を喫していた。それがコントロールできつつあるというのは、自分の中の自分、或いは自分の中の誰かと、前よりも仲良くなれたのだと思う。

だだ、良い本だけは、要らない理由が無いので大体買うことになる。

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拘り始めると徹底してしまうので、やたら自炊をしたくなる。ありがたいことに、ハモンセラーノを大量にもらったのでパスタ茹でまくってる。自分で美味しいものを作れるという幸せ。

たくさんの物を手に入れる贅沢ではなく、手に入れた一つを手入れして使う贅沢をしたいと思う、今日この頃。

 

特筆すべきことはない、ささやかな4日間

短い日記

1/22(月) Amazonで買った「新明解国語辞典 第八版 青版」が届く。紙の辞典はおそらく中学生以来なのだが良いものである。嬉しくて「貧すれば鈍する」を引く。

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本を読む時に単語を調べたいけどスマホを触りたくない時に紙の辞書はかなり役立つ。最近は、いつでもスマホを極力触りたくない。

 

1/24(水) ホロホロチキンカレーが食べたくて、仕事終わりにすき家に行く。わたしは肉の中では鶏肉がダントツで苦手なのだが、あのCMはずるいと思う。どう考えても美味しそう。ちなみに、鶏肉が苦手な理由は、粘土の味がすることがあるためである。

すき家が企業努力の末生み出したチキンが粘土の味などするわけもなく、想像通りというか、想像を越えて美味しかった。文字通り肉がホロホロ。

ただカレーがそこそこ辛い。カレーのルーだけかなり残った。辛いものパクパク食べられるようになりたい。

 

1/25(木) 右耳たぶのピアスホールがもうずーーーっと安定しないし痛いので、諦めて穴を塞いだ。結構、排除が進んでいて、よく見ると耳たぶが避けそうになっていた。怖いね。

ホールが塞がったのは悲しいけど、痛みから解放されたので意外と気分が軽い。またいつか右耳をリベンジしたい。

 

1/26(金) 図書館に行く。「同志少女よ、敵を撃て」が貸出可になったので受け取りに行った。今年は話題本を読むという目標を立ててなかったら、絶対に手を出さなかった作品だと思う。はだしのゲンは読んでも戦争小説は読んでこなかった。

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楽しめるだろうか…という不安があるが、楽しめなかったら楽しめなかったという事実を楽しむまでてある。