君を泣かせた奴はいつか必ず

永遠に穏やかに生きたい


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勝てば官軍

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2/9(金) 「同志少女よ、敵を撃て」読了。今年の読書目標が有名どころを読むこと及び、食わず嫌いしないことなのだが、この目標立てて良かったなと思う1冊だった。

戦争小説に馴染みがないし、アニメでも戦争を題材にしているものは苦手(ヨルムンガンドだけは別)だったので、この目標立ててなかったらまず読んでなかった。序盤から過酷でテンションが下がりながら読んだが、クライマックスにかけてどの登場人物も際立っててかなり良かった。

そして戦争、絶対に嫌だな〜〜と思う。憎しみが雪だるま式に膨れ上がっていく様に終わりはない。大切な人の仇に殺した誰かは、誰かにとっての大切な人なので、一生憎しみが続く。

あとこの小説は第二次世界大戦での独ソ戦が舞台なんだけど、私って全然歴史わからんじゃん!と思った。世界史はもとより、日本史もかなり怪しい。言い訳させてもらうと、高校で地理選択してたからです。ウル、ウルク、ラガシュしか覚えてねえよ…。

次の直近での食わず嫌い克服は「夜のピクニック(新潮文庫)」を読むことである。青春小説というだけで毛嫌いしてしまう。青春が憎い学生生活を送ってきた人間に刺さるのか。刺さりすぎて引きずる可能性すらある。乞うご期待。