君を泣かせた奴はいつか必ず

永遠に穏やかに生きたい


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ディズニーランドに行ってきた

3/3(日) ディズニーランドにきちゃ!日曜なのでとにかく人が多い。入園即、ショーのエントリー総ハズレ。

以下、アトラクションとそこでの考え事。

アトラクションのネタバレが沢山あるから、許せない人は回れ右。

 

カリブの海賊

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ヨーホーの歌が大好き。久しぶりに乗ったら、初っ端にライドが落ちる箇所があることを忘れていて普通にビビった。

インディだと終盤に落ちるので記憶に残るけど、最初に落ちると落ちたことを忘れてしまう。

至る所が暗くて狭い。この時、千葉で地震が頻発してたので、ここで大地震来たらマジで死ぬなと思い、違う意味でハラハラした。ジャックは相変わらずかっこよかった。

 

ジャングルクルーズ

待ち時間に、前にイカつい高校生くらいのカップルが並んでいて気まずかった。あの避けられない距離でイチャつくカップルがいるの、こっちがつらくなるよ…

ともあれ、船に乗るとなんとボルタ号だった。開演当初から活躍してると言われるお船である。

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船長がめちゃくちゃダジャレを言っていたのだが、ふと、イカついカップルを見るとアトラクションに夢中で笑顔だった。結局みんなディズニーを楽しみに来てるだけなんだよなあと思う。

昔は、こういうエンターテイメントの強い光を浴びた時、楽しむのが癪だとか馬鹿だと思っていたのだが、どうしてそんな感性が最悪な人間になっていたのだろうか。なんでも純粋に楽しめばいいし、それを馬鹿にする奴が馬鹿なのだ。

 

ミッキーのフィルハーマジック

ランドで最も好きなアトラクション。何故か毎度、上映中に号泣する。

このアトラクションと、ビッグバンドビート見た時に心の底から、理想のタイプはミッキーマウスだなと思う。勇敢で紳士でユーモアがあるし、一途。情が深い。仲間想い。しかも多彩。

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以下、わたしの涙腺ゆるゆるポイント。

まず、出だしでミッキーがドナルドに「帽子に触っちゃだめだよ」と言うんですが、だめだよの言い方が優しい。良すぎる。帽子をかぶるドナちゃんの「やったぞぉ」が可愛い。どうしてそんなに無邪気なの。

「王様になるのが待ちきれない」まで来ると無感情で涙が出続ける。多分、無意識でシンバの未来に想いを馳せている。いい歌だよな。

あと、歌の最中のドナルドがとにかく可愛い。弱い相手に強く出て、強い相手に弱くなる。そういう、現金なところが人間臭くてすごく良いし、このキャラクターたちが100年先も愛されてるといいなと思う。

最後に、全てを己の力で治めるミッキーマウス。カリスマ性に溢れる。しかも忠告を聞かずに帽子を触ってしまったドナルドに対して、「ありがとう」と言える懐の深さ。この頃にはマスクの中がグチョグチョになるくらい泣いている。

 

蒸気船マークトウェイン号

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ゆったりした乗り物がだいすき。ちなみに例に漏れず、イッツ・ア・スモールワールドも大好きである。乗ったけど、ここでは割愛。

マークトウェイン号に乗った記憶がここ10年くらいない。多分、毎回寒いシーズンに来てるからだと思う。この日は天気が良くて、とにかく景色がよかった。

 

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あとシンデレラ城のモザイク画見たり、ピノキオ、白雪姫、ホーンテッドマンション、バズ・ライトイヤーのアストロブラスターなんか乗ったりした。混んでた割に回れた方だと思うので、多分、オリエンタルランド側がいい感じに混雑回避策を打っていると思われる。企業努力がすごい。

エレクトリカルパレードまで見てホテルに戻る。

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直前まで一眼を持っていこうと思っていたのにすっかり忘れてしまっていた。だけど、一眼持ってアトラクション乗るのはきついな〜と思ったので、持ってこなくて正解だったかもしれない。

 

ホテルはこの世で1番好きなホテル、オークラに泊まった。本当にオークラより最高なホテルはないと思っている。最新ではないけど、手入れされた客室、美味しい食事…。疲れていたので、ふかふかのベッドですぐに寝落ちした。

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いつか、オークラに連泊するだけの旅行をしたい。

翌日はディズニーシーに行くので、次のブログに書くぞ🏃‍♀️

たくさん本を読み、たくさんお食べ

2/25(日) 「夜のピクニック(新潮文庫)」読了。読んでて楽しかったなあ!面白い小説を読むと、面白いより先に「よく出来た話だな〜」とか「よくこんな話思いつくな〜」と関心してしまうことがあるのだが、まさにそれだった。

メタっぽい発言で興醒めかもだが、面白い小説って、登場人物全員に余すことなく役割があって、全員で小説を作り上げてる感があるというか。そういう小説だった。

ただ学生時代に、夜通し歩くイベントがあるとしたら絶対に嫌だと思う。一緒に歩こうね!みたいなのが、まずつらい。そんな潤滑な学生生活送ってなかった。という謎のコンプレックスを刺激されたのもある。

次は「紙の月 (ハルキ文庫)」を読みたい。

 

2/26(月) 母親の病院送迎で有給。帰りにビュッフェ食べに行ったよ!

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盛り付けに絶対的なセンスの無さが出てる。

あとステーキにソースかけるの忘れて、素材のままの肉を食らった。お腹いっぱい食べたいというよりは、美味しいものを少しずつ食べられるの嬉しいよね。

家帰ったら父親がケーキを買ってきてて「今日ってなんかのお祝い?」って聞いたけど、返事はなかった。母親が「あんたが帰ってくるからじゃない」と言っていた。隔週ぐらいで帰ってるがな。

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家族全員でケーキ食べるのは、子供の頃のクリスマスとか誕生日を思い出した。子供の時、良いことばかりじゃなくて、本当に親を恨んでた時期もあったけど、結局こういう一緒にケーキ食べたとか、そういう記憶を一生大事に生きるんだろうと思う。

 

 

 

インインアウトインプット

2/17(土) ココスに行ってハイキューのコラボメニューを食べ、ハイキューの映画を見に行った。

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ココスは研磨と黒尾のパネルがある店を選んだのだが、眺めてると黒尾の女さんは、明らかに黒尾の女さんであることがわかる。

ちなみに帰り際に、順番待ちしているグレーヘアのおばあさんのスマホ画面が一瞬見えたのだが、研磨の画像を見ていた。ハイキュー自体が老若男女から好かれるコンテンツではあるが、研磨のファン層広いなと思った。でも、納得ではある。

映画は普通に泣いた。もう見終わった時の感想が「良い映画だった」ではなく「良い試合だった〜😭😭」となった。マジで。円盤出たらさすがに買う。特典も最高だった。

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2/19(月) 「アルジャーノンに花束を〔新版〕」読了。正直、読むのかなりキツかった。

主人公に知的障害があり、IQを上げる手術を受けるが…みたいな話。途中、IQが上がることで友達だと思ってた人たちが自分を笑いものにしてることに気づいたり、両親が自分にした仕打ちなどに気付いたりする。しんどすぎる。なにがしんどいって、相手がわからないんだったら何言ってもいいよねという構図。

これ別に、知的レベルの話じゃなくて、例えば言語が違うもの同士とかでも起きることがある。

この小説、書くこと何もかもネタバレみたいになるので、気になる人は読んでくれ…。読むのがしんどかったけど、悲しい事ばかりではない。

 

2/22(金) 「老人ホテル」読了。「夜のピクニック(新潮文庫)」より先にこっちを読んでしまった。老人ホテルは去年からずっと読みたかった本なので、ようやく…という感じ。

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思った以上に、お金と資産運用に関する小説だった。個人的には、ある程度お金を持っている人が生活水準を上げずにお金を大切にする姿がとても好きなので、読んでて楽しかった。ただ、終わりが人によってはキツイかもしれない。

 

日々、本やら映画やらでインプットしているので、アウトプットしようと心掛けているのだが、アウトプットが追いついていない…。できるだけブログにも書いていくぞ〜〜

 

 

立山旅行 立山黒部アルペンルート【2023年9月】

去年の9月末に立山黒部アルペンルートに行ってきたので、旅行の記録。もうだいぶ時間が経ってしまったので、かなり頑張って思い出して書く。

↓まんまこのルートで行ってきた!

ざっくり言うと、山の上(室堂)で1泊して、黒部ダムを見て帰るみたいなルート。

1日目

富山方面から登るべく、立山駅に直で向かった。平日にも関わらず、駐車場がかなり埋まっていてビビる。ここから標高2450mを目指します。

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立山駅→美女平(立山ケーブルカー)

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ケーブルカーに乗る。ケーブルカーの中の階段が死ぬほど急で笑ってしまった。レトロでかわいいのだが、すごく上に登っている感覚があり、なんというか力強い。

10分も乗らずに美女平に着く。

美女平→室堂(バス)

すごい山道。バスがやっと一台通れるくらいの幅の道をグネグネ曲がりながら山を登っていく。乗り物酔いしやすい人、絶対に酔い止めが要る。ちなみに、わたしはバス乗る前に酔い止め飲んだ。

酔い止めを飲んでいても視点がかなり揺れて、遠心力で脳もぐわんぐわん揺れる。つらい。ただ、バスの運転手さんすごく運転がうまくて、変に体の力が入らずに済んで助かった。バスの中で流れるビデオで高山植物の紹介などがされる。苦しいながらも、たのしい。

立山ホテル

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室堂に辿り着き、ホテルにチェックインする。既に標高2450m。9月で下界では薄手の長袖がちょうどくらいだったが、この時点ではUNIQLOのフリースを着ても寒い。本当に山の上にこんな立派なホテルあるんだ…となった。

部屋に入るとインスタントコーヒーとか茶菓子が置いてあって、その袋がパンパンに膨れていた。最初、気が付かなかったけど、下界で作られたものを標高が高い場所に持ってきているので、気圧の関係で膨らんでいると気づく。車でにグネグネの山道を通ったが、普段からああやって物資を運んでいるのだろうかと不思議だった。

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夕方にホテル主催で周辺を歩くガイドツアーがあると聞いて参加した。ツアーの前に、1人でウロウロしていたけど、解説聞きながら歩くと気づきが多くて楽しい。少し奥の方に行くと硫黄の匂いが強くなって、山が活動していることを感じた。

なんと言っても野生の雷鳥が見れて感動!かなりの数がボコボコ出てきて、人間たちは仕切りにシャッターを切っていた。まだ冬毛じゃないけど、こんもりしていて可愛い。

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雲と雲の隙間に落ちる夕日が見えて、世界が夕焼け色だった。

実はツアーが終わった後に、日の入り後の空を見ようと思って寒くて薄暗い中、外に出たら石畳の真ん中を雷鳥が横切っていった。触れそうなくらい近くて大興奮でシャッターを切ったんだけど、なんと部屋で見返したら真っ暗で何も写っていなかった。

雷鳥は神の使いらしいので、神様が「撮ってはいけないよ」と言ってるのかもなあと思い、自分の軽率な行動を反省した。

 

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夕食はここ本当に山の上か???と思う様な豪華な食事だった。どうやって刺身とか持ってきてるんだろう…。ホタルイカが出て、標高2450m地点で深海の生物を食べるというレア体験だった。

そして、こんな山の上で贅沢なことに大浴場がある。内風呂と外風呂があって、贅沢を極めていた。夜にナイトツアーで星を見る予定だったけど、曇り空で中止。ホカホカなままベッドに入って就寝した。

 

2日目

朝起きてすぐに散歩。霧のかかる道をウロウロする。フリースとマウンテンパーカーを着てても冷える。結構早い時間に外に出たので、周りにちょこちょこ人はいるもののクマに会ったらどうしようと思って、ブツブツ独り言言いながら歩いた。意味があったかはわからない。

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朝食はバイキングで、これまたよくもまあ山の上でこんなに用意できると関心せざるおえない程、色々な料理が並んでいた。朝食バイキングって幾つになっても興奮するよね。

室堂→大観峰(トロリーバス)

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人生初のトロリーバス。ガソリンではなく電気で動くそうで、トンネルの中を直走る。

ほぼトンネルの中を走るので景色なんてものはないのだが、途中、破砕帯を通過する。実は私は黒部の太陽を見たことがないのだが、黒部ダムのプロジェクトXは見たことあるので、一応知識として破砕帯の存在は知っていた。ここが有名な…!というよりは、ここで何人も…という気持ちになり、それでも完成した黒部ダムに人間の意志の強さを感じる。

大観峰→黒部平(ロープウェイ)

乗り物の中でロープウェイがかなり上位に入るくらい好き。人間の足では行くのが困難な場所にも軽々と運んでくれる。

大観峰の方が標高が高いので雲の上というか霧の上というか何も見えない中をロープウェイが進んでいくのだが、急激に霧が抜けて視界が開ける瞬間があった。ロープウェイに乗っている人が一斉に歓声を上げるほど、劇的に視界が映える。

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黒部平→黒部湖(ケーブルカー)

ここでもケーブルカー!ここでもびっくりするほど階段が急!!階段が急というか、乗り場も階段になっているので車体自体が菱形のような形をしていると思われ、必然的に階段や座席も高低差がついているっぽい。

車内に黒部ダムで食べられるソフトクリームの手書き広告とかが貼ってあり、とても良かった。

黒部ダム

黒部湖から歩いてすぐ、黒部ダムが登場する。

心のダム。もう言葉は要らない。どこを撮っても絶景である。

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水が轟々と放出され、飛沫が虹を作る。黒部ダムは1度は来たい場所だったので、本当に嬉しかった。当初、ダムを見に行くのにやたら時間もお金もかかるな・・と思っていたわたしが愚かだった。これは本当に、観光用として行けるようにしてもらってることがありがたいと思う。

 

 

終わり

あとはもう、余韻に浸りながら来た道を引き返すのみである。

もう本当に楽しい2日間だった〜〜!行くの大変だし結構お金がかかるのだが(こんな標高の高い場所に物資を運んだり、宿泊できたり、移動できる手段があるので当たり前ではある)、それでもまた行きたいと強く思った。

いつか真っ白になった野生の雷鳥も見てみたい。

あとこの記事を書いてる間に、ホテル立山が星野リゾートに譲渡することになっていた。どういう風に変わるかはわからないけど、譲渡前に行けたのはかなりラッキーだったかもしれない。古き良きホテルだった。

星野リゾートになった後のホテルも楽しみ!

勝てば官軍

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2/9(金) 「同志少女よ、敵を撃て」読了。今年の読書目標が有名どころを読むこと及び、食わず嫌いしないことなのだが、この目標立てて良かったなと思う1冊だった。

戦争小説に馴染みがないし、アニメでも戦争を題材にしているものは苦手(ヨルムンガンドだけは別)だったので、この目標立ててなかったらまず読んでなかった。序盤から過酷でテンションが下がりながら読んだが、クライマックスにかけてどの登場人物も際立っててかなり良かった。

そして戦争、絶対に嫌だな〜〜と思う。憎しみが雪だるま式に膨れ上がっていく様に終わりはない。大切な人の仇に殺した誰かは、誰かにとっての大切な人なので、一生憎しみが続く。

あとこの小説は第二次世界大戦での独ソ戦が舞台なんだけど、私って全然歴史わからんじゃん!と思った。世界史はもとより、日本史もかなり怪しい。言い訳させてもらうと、高校で地理選択してたからです。ウル、ウルク、ラガシュしか覚えてねえよ…。

次の直近での食わず嫌い克服は「夜のピクニック(新潮文庫)」を読むことである。青春小説というだけで毛嫌いしてしまう。青春が憎い学生生活を送ってきた人間に刺さるのか。刺さりすぎて引きずる可能性すらある。乞うご期待。