君を泣かせた奴はいつか必ず

永遠に穏やかに生きたい


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汝疑うことなかれ

1/15(月) 今日も今日とて本を読む

今年は王道だったり話題の書籍を中心に読むことを目標にした。

自分でも呆れるほど本当に捻くれているので、アニメとか映画でもメジャーな作品を毛嫌いしてしまうのだが、某Vの「メジャー作品を履修せずにマイナーを語るのは邪道(意訳)」という言葉を聞いてから、確かにメジャーを知らずに良し悪しを判断してはいけないと思った次第である。

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ということで、「引き寄せの法則」を読んでいる。引き寄せの法則はボンヤリとしか知らず、スピリチュアルっぽい話か?と思っていたら、本当にそういう話だった。キリスト教が起源らしい。詳しくは調べてください。

引き寄せの法則では「引き寄せの法則を疑ってはならない」というルールがあるのだが、何重にも拗れて捻くれているわたしには、疑わないことが至難の業である。

「疑うな」は、どの宗教でもよくある考え方だけど、たぶん疑わないことは1番難しい。

似たような話が「習慣の力〔新版〕 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)」にもあって、この本は科学的根拠に基づいて書かれているのだけど、例えばアルコール依存している人が治療を受ける際に「アルコールをやめられる」と本人が信じていない限り、実現できないという話がある。

大切なのは「神」ではない、と研究者たちは気づいた。「信じること」そのものが差を生むのだ。いったん何かを信じることを覚えると、その能力が人生の他の部分にまで影響を及ぼし、自分は変われると信じ始める。

- 習慣の力

とはいえ、盲信するのはカルト的なので、信じる=鵜呑みにするではないのがミソである。

何はともあれ、今年は穿った見方を少しでも減らして王道を楽しめる人間になるぞ…

右見て左見て前を見る

地震以来、全然日記書けてなかった。

1/1(月) 地震が酷すぎて、まじで死ぬかと思った。地面が揺れるというのは、地上で生活する者にとって本当になす術がない。長いこと揺れて、どんどん揺れが大きくなるものだから、テレビを押さえながら「お願いします、お願いします」と唱えたほどだった。今思うと意味がわからないが、たぶん大地に対して、静まってくださいお願いしますのつもりで言ってたと思う。

地震はまだしも津波がどの程度来るのか全然わからず、迷った挙句、内陸に車を出そうとしたが渋滞で結局家に戻った。向かいに住んでる人が外に出てたので「この辺りって結構ヤバいですかね」って聞いたら、「わからない。夫が先に逃げたが、わたしはもう家に居ようと思う」と言っていて、夫婦で別の判断をするパターンもあるだ〜とパニックの頭の片隅でボンヤリ思った元日。

 

1/12(金) なんやかんやあったものの、日常を取り戻しつつある。仕事している時が一番心安らかである。ただただ日常を取り戻す感覚になる。

私の住んでる場所は電気や水道も通ってるけど、夫の友達や幼馴染のお婆ちゃまのお家が被災していて、ニュースの画面に映る出来事はすごく身近で苦しい。来月入社予定の方の家が全壊しているらしく、働くどころじゃなくない?と思ったけど、いや今からお金が必要なんだから働くしかないんだな…と思った。災害は人のことなど見向きもしない。

地震以来、とりあえず津波が来ない地域に引っ越すか〜となっており、物件を見て回る日々を送っている。今のアパートを物凄く気に入っていたので、いつの日か「取り壊すから出てけ」とでも言われない限り住み続けてもいいと思ってんだけど、まさかこんな形で引っ越しを検討することになるとは思いもしなかった…。

またアパート借りるより、もう家を買った方がいい気もしたので、軽い気持ちで戸建てを探し始めたんだけど、私より夫の方が家を買うことに意欲的でビビる。というか、家のローンが地獄の門を叩いてるとしか思えず、そのこ事実にもっとビビる。

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右見て左見て前を見る。本年もよろしくお願いいたします。

2023年読んで刺さった本まとめ

2023年の読書目標:年間100冊

なんとかギリギリ達成できそうなので、今年読んで特に良かったものをまとめておくよ。(これ書いたのは12/26で、12/31に無事目標達成できました。)

ちなみに5,6月に進捗が悪いのは、多分ポケモンやってたんだと思う。

 

小説

  • 華氏451度〔新訳版〕
    • 翻訳に賛否あるのだが、すごく面白かった。小説は高校生の頃よく読んでいたけど、当時読んだものでトラウマになったものがあり(2週間くらい引きずった)、そこからノンフィクションの方が好きになったのだが、また小説を読もうと思える様になった一冊。
  • ストーンサークルの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
    • おもろかったね〜!海外ドラマか?ってくらい先が気になるし、脳内で勝手に映像として出来上がっていく。王道ミステリーなのに凝ってて最高。
  • BUTTER(新潮文庫)
    •  読んでる間、感情がぐちゃぐちゃになったけど、なんだかんだかなり影響を受けた。こういう本はある面では読むのに苦労するんだけど、結果、自分の中の何かが変わる。

 

エッセイ,手記,日記

  • ヘルシンキ 生活の練習 (単行本)
    • 好きな本。作者がフィンランドでの子育てを通して得たことを書いているが、大人にも当てはまりすぎて勉強になる。特に、感情の扱いや感情の言語化について気づきが多い。フィンランドって良い国!みたいな論調ではなくドライに書かれているのもとてもよい。
  • 何が私をこうさせたか――獄中手記 (岩波文庫)
    • どんなフィクションより壮絶だったし、人の思想は経験により脈々と培われるのがわかる。書きっぷりも良くて、読み物としても面白い。

 

サイエンス,ビジネス,自己啓発

 

今年もかなり図書館にお世話になった。本はお金を払ってでも読むべきはそう思う一方で、やっぱり物理的な場所の問題とか、金欠時にお金を払うことへの渋りで読書のハードル上がるのが悔しいので、個人的には図書館は本当に助かる。あと単純に増刷してなくて探しても売ってないみたいな本が読めるのも最高。

軽い気持ちでかりた本が思いがけず良すぎることは結構ある。ちなみに、図書館でかりて読み始めてクリーンヒットしたら、図書返却前にソッコー買っている。

来年も読書目標を立てたいけど、冊数で立てるとページ数を気にして選んで冊数稼ぎみたいになるので、もう少し違う形で目標を立てたいな・・

毎月毎月新刊が出て、過去の本の中にも名作はたくさんあって、日の目を浴びてない有名でない本でも自分に刺さることがある。この世に本がありすぎる。限られた読書の時間の中で、来年も今の自分を壊す作品と出会いたい。

2023年も経済まわしたわよ

去年書き忘れたので、今年は「これいいな〜」と思ったタイミングで書き溜めた。今年も経済まわしたわよ。

HHKB

PFU キーボード HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/白

日本語配列を卒業できなかった。あと、雪の無刻印が欲しかったけど使いこなせる自信がなかったので白に。個人的にはコンパクトだし押し込みもかなりいい。キーキャップの互換性あるものが少ないのが残念。

 

Panasonic浄水器

パナソニック 浄水器 蛇口直結型 メタリックグレー TK-CJ23-H

これ付けるだけで?水が?変わるとかマジで言ってんの???と思ってたので、買うことに結構後ろ向きだったのだけど、買って良かった。普通にこれ付けた方が水が美味い。と思う。

ペットボトルの水を買わなくなった。交換目安6ヶ月って書いてあるけど、1日10ℓ使う場合なので、余裕で6ヶ月以上使えている。経済的だしゴミでないし、味噌汁作る時とかもドバドバ使える。とてもよい。

 

Panasonicコーヒーメーカー

パナソニック コーヒーメーカー 全自動 ミル付き 沸騰浄水機能 デカフェ豆コース搭載 670ml ブラック NC-A57-K

これも個人的には、無くてもええやろ…と思っていた。特に自動ミル洗浄まで付いてるので、そこまでの機能いるのか?と思ってたけど、圧倒的に豆買って家でコーヒー飲む機会が増えた。在宅なのもあって、重宝してる。

難点があるとすれば、水のメモリが分かりにくすぎる。毎回、どの線がどれ!?となる。

 

ニトリ ベランダハンガー

地味に助かる。ベランダの縁に設置できるタオルハンガー。幅を調節することができるので、バスタオルを干したりもできる。助かる。

楽天で売ってるけどニトリのネットショッピングで注文して、店頭受け取りにすると送料がかからないのでそちらがオススメ。

 

折りたたみ洗面器

RULAYMAN 折りたたみ 洗面器 たらい ソフト湯おけ シリコン 雑貨 北欧デザイン コンパクト収納 省スペース 洗濯 掃除 足浴 風呂アウトドア 旅行用 多用途(S, グレー)

下着とか手洗いする時に、お風呂の洗面器だと小さいな〜かと言ってタライだと邪魔だな〜と思っていたので、かなり丁度いい。大きいし、使い終わったら平たくできる。

 

手拭い

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今年から手拭いハンターデビューした。手拭い、よい。タオルより乾くの速いし、旅行とかでも嵩張らなくて持って行きやすい。端から糸が出るのが難点だけど、一定まで使い込むと出なくなる。それも育ててる感あって個人的には楽しい。

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(写真撮ってたら容赦なく踏みつけられた)

 

猫砂

ライオン 猫砂 ニオイをとる砂 5.5Lx4袋 (ケース販売) 鉱物タイプ (LION PET) 【Amazon.co.jp限定】

猫砂変えたんですよ、紙タイプから鉱物タイプに。この砂、お値段が少し高いので使ってなかったんだけど、コスパはいいと思う。あと、砂が舞いにくい。夫は紙砂の時はよく咳き込んでたけど、これに変えてからは大丈夫になった。

無香料と間違えて匂い付きの砂を買った時も猫がトイレした時だけ微かに香っていてそれも良かった。一般的な匂い付きの砂、人間基準すぎて香りすぎる。

 

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タイトル思い浮かばないぜ

12/9(土) 気分転換に隣の市のブックオフに行く。子供の時によく行ったスーパーの跡地にあるのだが、実際に入ったのは初めてでかなり大きくてビックリした。入り口正面の棚に「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」がディスプレイしてあって大興奮。それ以外は日本の小説の品揃えが良かった。

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)」読了。相当よかった。今まで美術館で見てきた絵画鑑賞から、この先もう一歩進んだ感情が生まれそうに思える。絵を描いた人が、自分と変わらないただの人間であることを強く感じられる。モネの「死の床のカミーユ」とモネの複雑な家族関係については知っていたが、かなり見方が変わった。モネが本当に愛したのはどちらの妻か?みたいな評論も読んだことある気がするが、この物語の様にどちらもかけがえがなかったんじゃないかと思う。これはあくまでフィクションで、本当のことなんてわからないけど。

歴史に名を残す美術の巨匠たちも、現代のわたしたちも、その時を懸命に生きているただのかけがえのない命だぜ!という気持ちになった。よい。

 

12/10(日) ふるさと納税で頼んだみかんが届く。小粒で酸味と甘みがあって美味しい。2箱入っていたので1箱は実家に渡した。父親は小粒で皮の薄いみかんが大好きなので、無言で食べ続けているようだ。

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人生初のおでんを作る。おでん、食べられるようになったのはごく最近で、もともとそんなに好きじゃなかった。これも父親の好物で、母親がよく作るのだが、よくもこんな手間のかかるものを作っているな…という気持ちになる。ちゃんと出汁をとって、下茹でして、そこからコトコトコトコトコト…灰汁をとりながら…しかも美味しさが本領発揮するのは2日目という。ちゃんと作ったら美味しかった。明日は汁に焼き餅入れて食べたい。