2023年の読書目標:年間100冊
なんとかギリギリ達成できそうなので、今年読んで特に良かったものをまとめておくよ。(これ書いたのは12/26で、12/31に無事目標達成できました。)
ちなみに5,6月に進捗が悪いのは、多分ポケモンやってたんだと思う。
小説
- 華氏451度〔新訳版〕
- 翻訳に賛否あるのだが、すごく面白かった。小説は高校生の頃よく読んでいたけど、当時読んだものでトラウマになったものがあり(2週間くらい引きずった)、そこからノンフィクションの方が好きになったのだが、また小説を読もうと思える様になった一冊。
- ストーンサークルの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- おもろかったね〜!海外ドラマか?ってくらい先が気になるし、脳内で勝手に映像として出来上がっていく。王道ミステリーなのに凝ってて最高。
- BUTTER(新潮文庫)
- 読んでる間、感情がぐちゃぐちゃになったけど、なんだかんだかなり影響を受けた。こういう本はある面では読むのに苦労するんだけど、結果、自分の中の何かが変わる。
エッセイ,手記,日記
- ヘルシンキ 生活の練習 (単行本)
- 好きな本。作者がフィンランドでの子育てを通して得たことを書いているが、大人にも当てはまりすぎて勉強になる。特に、感情の扱いや感情の言語化について気づきが多い。フィンランドって良い国!みたいな論調ではなくドライに書かれているのもとてもよい。
- 何が私をこうさせたか――獄中手記 (岩波文庫)
- どんなフィクションより壮絶だったし、人の思想は経験により脈々と培われるのがわかる。書きっぷりも良くて、読み物としても面白い。
サイエンス,ビジネス,自己啓発
- 習慣の力〔新版〕 (ハヤカワ文庫NF)
- 脳の仕組みが科学的に解き明かされている本、大好き。人体の仕組みがわかると、自分の良くない所もある程度、許容できる様になるし、対策立てられるので助かる。
- シンプルに生きる 人生の本物の安らぎを味わう (講談社+α文庫)
- 手帳を書くことについて、日記を書く以上に自分は何が好きで何が嫌いかを明確にするツールの1つとしたいと思っていたけど、切り口がわからない状態だったのですごく参考になった。
- 人望が集まる人の考え方 (レス・ギブリン)
- タイトルが意識高すぎて胡散臭さまであるのだが、人間関係の技術について書かれていてよかった。
今年もかなり図書館にお世話になった。本はお金を払ってでも読むべきはそう思う一方で、やっぱり物理的な場所の問題とか、金欠時にお金を払うことへの渋りで読書のハードル上がるのが悔しいので、個人的には図書館は本当に助かる。あと単純に増刷してなくて探しても売ってないみたいな本が読めるのも最高。
軽い気持ちでかりた本が思いがけず良すぎることは結構ある。ちなみに、図書館でかりて読み始めてクリーンヒットしたら、図書返却前にソッコー買っている。
来年も読書目標を立てたいけど、冊数で立てるとページ数を気にして選んで冊数稼ぎみたいになるので、もう少し違う形で目標を立てたいな・・
毎月毎月新刊が出て、過去の本の中にも名作はたくさんあって、日の目を浴びてない有名でない本でも自分に刺さることがある。この世に本がありすぎる。限られた読書の時間の中で、来年も今の自分を壊す作品と出会いたい。