君を泣かせた奴はいつか必ず

永遠に穏やかに生きたい


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生活の手入れ、則ち、たましいの世話

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9/28(木) 朝起きて、トイレ掃除をした。床も、便器も、棚も綺麗にして、トイレットペーパーを補充した。まるでいい日になるとは思わなかったけど、やはり特別良い日ではなかった。

仕事が終わるのは遅くてヘトヘトだったが、週末に出張があるので、駅に行き、新幹線の切符の発券を済ませた。毎日9時に起きるので精一杯なのに、6時に起きないと間に合わないチケットを買ってしまったことを盛大に後悔しているが、便の変更ができない特約切符を買ってしまったので頑張るしかない。既に気が重い。

スシローで晩御飯をすませる。店内が騒がしくて気が滅入る。家に帰ってお風呂を沸かす。髪を洗う体力がないが、洗う。湯船に浸かって疲れをとるはずが、少しの時間でのぼせ気味になる。なんとか気持ち悪くなる前に浴室から出る。髪を乾かすのがとてつもなくめんどくさいが、なんとか乾かす。眠い。

寝るための儀式はたくさんある。例えば、歯を磨くとか、決まったサプリを飲むとか、化粧水やクリームを片付けるとか。とても眠たい。もう寝てやりたい。時計の針はてっぺんを超えている。畳んだ洗濯物がこちらを見ている。昨日、洗って乾かして畳んだやつ。あとはクローゼットに仕舞うだけ。それだけなのに、すぐにできない。

このまま寝てしまおうと思ったけど、洗濯物を仕舞う。仕事デスクを片付ける。あと今日やり残したことはあったっけ?考える。食洗機のタンクに水を入れていないが、これは明日の自分にお願いする。

昔の上司に「その仕事、今日残業してやっても明日やっても本当は大して差が無いんじゃない?残業2,3時間で変わることって世の中さほど無いよ」と言われたことがある。本当にチャランポランな上司だったが、私は仕事する時にこれを思い出すことが多い。だけど、生活においては、これは真逆だと思っている。

トイレ掃除も洗濯をしまうのも、デスクを片付けるのも、明日やっても誰も困らない。それでも眠たい目をこじ開けて、少しの時間をそのことに当てるのは、実は私が生きてく上で思いの外、重要だったりする。上手く言えないけど、生活の手入れは小さな積み重ねで、今日やるだけで明日が生きやすくなることもある。則ち、たましいの世話をしている。トイレに女神はいないけど、トイレは綺麗な方がいい。