君を泣かせた奴はいつか必ず

永遠に穏やかに生きたい


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あなたが欲しいものじゃなく、わたしがあげたいものをあげる

9/6(水) 「文系でもよくわかる 日常の不思議を物理学で知る」読了。前作に続き、興味深く読ませていただいた。それにしても物理の話を読むほどに、地球が人間にとって都合が良すぎて心配になる。人間原理が唱えられるのも納得である。無数の奇跡が重なって、とんでもない確率で今があることが少し怖い。

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今度は図書館でかりてきた小説「よくできた女 (文学シリーズ lettres)」を読んでいる。この本、どこのオンライン通販でも品切れなので、多分、今は追加発行されてないっぽい。是非、増刷もしくは電子書籍発行されてほしい。みすず書房さん、頼みます…!

信心深い独身女性のミルドレッド(主人公)が上の階に引っ越してきた夫婦を始め、多くの人との交流であれやこれやと思いを馳せるんだけど、なんというか味わい深い…。特に信心深さ故に心が穏やかになったり、逆に自分を叱咤していたりする姿はユーモアがあって、異様にリアルだと思う。好きな表現も多くて、慎ましい生活の描写もとても良い。

 

9/7(木) 夫の誕生日だったので、朝から栗ご飯を炊いて、ハンバーグを仕込んだ。夫はアレルギー持ち(麦、乳、卵白)なので、ケーキが用意できない分、残念な気持ちにならないような夜ご飯を作りたかった。

誕生日プレゼントも買ったのだが、海外発送のため届くのが10月頃になるっぽい。完全にミスった。ちなみに、部屋に絵を飾りたいと言っていたので、絵画を買った。

せっかくあげるなら印刷ではなく、ちゃんと手で描かれた原画がいいなと思ったこともあり、(私が)気に入るものをさがしたら、ポーランドの人が描いた絵に辿り着いた。海を渡って絵がやって来る。夫に買った絵だけど、わたしの方が届くのが楽しみになっている。喜んでもらえるといいな。