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【猫コロナ】君と過ごすはずだった10年について

※ペットに関する悲しい話なので見たくない方はブラウザバックしてください

 

 

我が家のノルウェージャンフォレストキャットの男の子が亡くなりました。

享年6ヶ月でした。

死因は猫コロナでした。猫エイズなんかは存在を知っていたのですが、恥ずかしながら猫コロナについてわたしはこれまで正確な知識を持ち合わせておりませんでした。

純血でブリーダーさんから譲渡してもらったのに感染症にかかっているはずがないと検査結果が出るまで信じ切っていました。

 

猫コロナは名前が紛らわしいのですが、昨今流行っている人間の新型コロナとは別物です。

このウイルスは猫の大半が持っているとも言われ、どこにでもいるウイルスなのですが突然変異することがあり、腹膜炎を発症してしまうと治ることがなく亡くなってしまいます。

突然変異するかどうかはランダムで、基本的に予防ができないそうです。

死に至るのは生後1年以内の猫ちゃんが多く、小さいころに感染していても突然変異せずに自己免疫などで治ることもあります。(とはいえ、動物病院の先生いはく生後2年半で発症した事例もあるそうです)

例えば、同じお母さんから生まれた子猫でも1匹は発症して残りの子は発症せず大人になることもザラにあります。

本当にたまたま、我が家の猫ちゃんは腹膜炎を発症してしまい、亡くなってしまいました。

 

一緒に生活したのは4ヶ月間でした。

それでも4ヶ月とは思えないほど、もう何年も一緒にいたんじゃないかと思うほど毎日楽しくて、わたしはクリスマスもお正月も10年後も一緒にいれるのが当たり前だと思っていました。でも現実はあっけなく、病気は大事なものを奪ってしまいました。

もっと早く気づければとか後悔もあるのですが、食欲がなくなり体重が変化してすぐ病院に行ったものの、そこから3日ほどで急激に様態悪化してしまいました。

なんでこんなにいい子が生後半年でこんなにつらい思いをしないといけないんだろうと心底悔しかった。

 

一緒に雪を見たり、小さい雪だるま作って部屋に持ってきて反応見たり、春はあったかいんだぜ!なんて話しかけたり、お誕生日お祝いしたりしたかった。今年も暑いねとか、わたしも年をとったけどあなたも年をとったねと背中をなでたりしたかった。

毎日毎日、大きな立派な体になった猫ちゃんをナデナデしたかった。

涙しか出ない。

最後まですごくいい子でした。お家で看取れてよかったよ。

 

わたしが言えた口ではないですが、これから猫ちゃんを迎える方、猫ちゃんと一緒に生活されている方、是非猫コロナや猫ちゃんの感染症について知ってもらえると嬉しいです。

そして猫ちゃんと素敵な毎日を送ってください。

 

※猫コロナについて詳しくは下記リンク「第3回」に「猫伝染性腹膜炎」として記載されています

 

たくさんの猫ちゃんと飼い主さんが幸せでありますように。

 

www.kyoritsuseiyaku.co.jp

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