今月はGWに読んだ本を別でまとめてたので今回は少なめです。
最近書籍代が馬鹿にならなくなってきたので、図書館利用した方がいい気がしてきた。
読んだ本
星をさがす
星占いなどの記事を書かれる石井ゆかりさんの星座のエッセイです。
わたしは占いの類を全く信じていないのですが、この本では星座占いの様に人が星座に運勢をかける由縁がわかります。
月とか星とかロマンチックなものとして捉えるというより、星座占いでのランキングって月の動きで決まっててだいたいこの星座の運勢がいいとこの星座も同じグループで運勢がいいとされる、みたいな占いロジックがあることが知れるので面白かったです。
父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え
父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え ジェイエル・コリンズ (著), 小野 一郎 (翻訳)
Audibleでも聞いたやつです。
結局、インデックス投資最強!って感じだった気がする。
シンプルなんだけど、これを実際に実施できるかは打たれ強さと信念を持てるかが重要では?と思いました。
年間12,500ドルで生活して残りは投資にまわす〜みたいなのは頑張れば実現可能だけど、いか普段浪費してるかをヒシヒシ感じて結構つらい。
お金持ってる人って、それだけ稼いでるのもあるんだろうけど、使い方が賢いんだろうなと思いました。
雨の玉川心中 01太宰治との愛と死のノート
最近よくブログ読ませて頂いている方で太宰にはまってらっしゃる方がいて、太宰はいいぞ!って話から、心中した愛人の話もされていて、気になって調べたらなんと愛人の日記があるとのことを知り、読みました。
人の日記(ブログ)読むの大好き人間としては、太宰が一緒に心中した愛人の日記なんて絶対読みたいじゃんね!!
わたしはこの方に対し、自己犠牲の精神がありながらも、茶目っ気があって少し幼いような印象を受けました。奥様に悪いと言いながら、斜陽の方には嫉妬したり、太宰の娘と遊んでかわいいかわいいと書いていたり。複雑な精神だと思った。
これを読んだ後に映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」も見たけど、映画で描かれている性格と日記で感じる富栄の性格は結構違って見えて、やはりフィクションと本物の日記は別物として捉えないといけないなと思ったりしました。
読んだ漫画
ソラニン
ソラニン 浅野いにお
読んだことあったんですが、高校生の時に友達に借りて読んだので自分ではコミック持ってなかったんですよね。
久しぶりに読んだらバッチリ丸一日鬱になった。
でもおやすみプンプン全巻読んだ時は1ヶ月くらい引きずったので割とマイルドな絶望ではある気がする。作中で起きてることはマイルドではないが…。
読んでない人は以下ネタバレなので絶対見ないで欲しい。
種田が死ぬのは知ってたんですが、あれって赤信号に突っ込んでたんですね。
学生の時、とにかく死んだことが衝撃すぎてあんまりなにも考えてなかった可能性が高い。
芽衣子さんのことを愛してると伝えようとして、家に帰ろうとした種田が赤信号に突っ込んだのは、個人的には自殺ではなくヤケクソの願掛けに思えて余計しんどかった。
そういうことってあるよね。
aikoの『彼の落書き』って曲でも「とうていクリアできないゲームを願掛けするつもりでチャレンジしたり」ってフレーズあるけど、人生上手くいかない時の願掛けって大なり小なりあって、種田の場合は赤信号に突っ込んで家に帰るという命懸けの願掛けだったと思える。
そのうちでいいのでおやすみプンプンをコミックで全巻ほしい。一応全巻持ってるんだけど、電子書籍で買っちまったんだよね…。
良い漫画と良い本は結局、紙の本で手元に置いておきたくなる。