メンタル脆弱なので割とすぐに精神がおしまいになってしまう人間、にのみやです。
この方法でメンタルは生き返ります!とは全く言えないけど、備忘もかねて最近精神がおしまいになった時にしたことを残すぜ。
まあ面白がって読んでもらえればこれ幸いです。
精神がおしまいになった
学生の時はメンヘラか?と思うほど情調が安定していなかったけど、社会人になって比較的落ち着いたので年とったな~と思う。
ただ、積年のメンヘラはそんなに簡単に治るものではなく
- 落ち込むととにかくそのことばかり考えてしまう
- 泣きたくない場面で泣いてしまう
- 一人でいる時に勝手に泣いてる
みたいな感じで、こういう自分のこと嫌いだわ~直したいわ~と心底思うし「なぜこんな思考をもつ人間に生まれてしまった!?」という気持ちにすらなる。
というか、書いてておもったけどこれ全然メンヘラ治ってないな?
さすがに職場とかで泣くことはないけど、感情が高ぶった時に「アッ!今絶対泣きたくない!!」と思っても涙出ることがあるのでほんとにこれを直したい。
落ち込むとそのことばかり考える⇒感情が高ぶる⇒泣きたくないタイミングでダラダラ泣く⇒そのことばかり考える…
という負のループを辿るので、一度精神がおしまいになると回復に時間がかかる。
ちなみに今回は仕事で社内政治的な話で精神がすり減り、プライベートでも安息がないみたいな状態で精神がおしまいになりました。
精神を生き返らせるためにしたこと
一旦何もかも辞めてしまってやり直したいところで復活の呪文で再開できればよかったけど、そんなことできないから自分のことは自分で助けるしかない。
泣いてる時にどうしてこんなに涙が出るのかを考えたけど、基本は「理解されないことが苦しい」という感情に行きつく気がする。
こう書くと「いい大人になって理解してほしいとかで泣いてんの?」って思われると思うけど、仕方ねえよ。そうなんだもん
入社してすぐにボスに言われたのは「他人にも自分にも期待しないこと。」だったけど、たぶんわたしはまだ他人にも自分にも期待している。
ということで、この答えを探すんやあ!と思い、以下を実践。
自己啓発本を買う
こいつやべぇ…って思いましたよね?
大丈夫、わたしも思ってる。
基本的にわたしは自己啓発本が嫌いです。
正しくは、自己啓発本に書かれている成功体験が自分の実体験だと勘違いし、他人にもそれを押し付けてくるタイプの人間が嫌い。
自己啓発本にあまり意味がないとは思ってるけど「人生詰んだんだけど!こういう場合の思考ヒントってある!?」って時は視野を広める手助けにはなると思う。
もちろん本の内容に完全同意する必要はないし、目的は精神を回復させることなのでつまみ読みでも身になればなんでもよしです。
なので正直、自己啓発本でなくてもなんでもいい。
昔、よしもとばななさんのエッセイ「ゆめみるハワイ」を読んで回復したことある。
あと自己啓発本読みまくってるとだいたい同じようなこと書いてあって、まあそんなもんだよな~と悩み自体が割とどうでもよくなることも多い(身もふたもない)
感情と行動を言語化する
よくある話で「自分の感情を受け入れなさい」みたいなのが本とかネット記事でも多いけど、そんなんわかってるわ!悲しいこと自分で自覚してるからどうにかしたいんじゃ!!って今まで思っていた。
けど、今回は基本は今の感情について名前を付けて「どうにかしよう」とは思わないようにした。
全然報われんやんって思うかもしれないけど、とりあえずその感情が「ある」ということの認めることから始めました。
なので「理解してほしいと思っている自分」も「他人に期待している自分」も存在していることを受け入れるようにした。
仕方ねえよ。そういう自分がいるんだもの。
あとは思ってること、してることの言語化で
要はご飯食べてる時は「ご飯たべてるな~」と行動を言語化して、箸を持ってる手の感覚やご飯の味などを言語化する。
アホみたいな話だけど、これをやってると「ごはんうめ~」とか思うので「ああ、わたし今ご飯が美味しいんだなあ」って把握できます。
自分の状態を俯瞰して見ると気持ちを上手く捉えることができた気がする。
※この辺りは完全に本がヒントになったので、詳しく知りたい方は「反応しない練習」って本読んでみてください!タイトルがうさん臭く感じるかもしれないけどおもしろかったよ!
「ながら」をやめる
感情を受け入れるために今の状態をありのまま脳内で言語化する手法を試してみて気づいたけど、わたしとにかく「ながら」が多いことに気づく。
仕事しながらラジオを聞く、ご飯食べながらyoutube流してtwitter見る(行儀悪い)、ゲームしながらアニメ見る、ブログ書きながら音楽聞いて歌いだす、ついには寝落ちする瞬間まで動画を流しっぱなしにする…
これらをやってるとき、当たり前なのですがとにかく頭の中に情報が多い。
もう頭の中がずっとウルサイ。五月の蠅
1つのことだけをしようとすると時間がもったいないな~と思ったり、なにより嫌なことを思い出してしまって思考が暗くなってしまうので、ひたすらながらで塗りつぶしていた。
まず1つのことだけやっていても「時間がもったいない」と思うことをやめた。
ながらをやめてマイナス思考になると意味がないので、先に書いた感情と行動の言語化を繰り返してた。
このセットはかなり精神的な落ち着きにつながったと思う。
「凪のお暇」を見た
これは完全に、見たよ!ってだけの話。
ドラマとか近年全く見てなかったけど、primeで見かけてなんとなく見たらめちゃくちゃ面白かった…
高橋一生さんが沼すぎる。
最初、タイプでもなんでもなかったのに高橋一生さんが泣いてるシーンで大体わたしも泣いてた。
高橋一生さん、めちゃくちゃフォルムが美しいですよね。シルエットというか。アップも素敵なんですが、ひきで見た時の全体のバランスの良さと色気とけだるさハンパねえなって思いました。はい。
高橋一生さんのことばかり書いてるけど「空気を読む」と「自分らしく生きる」がテーマになってて、多かれ少なかれ人にはこういう体験あるよな~って内容で面白かった。
丁度、親のこととか仕事のこととか仕事の人間関係とかしんどかったので大変元気をもらえました(小並感)
生きるモード
「こんなことで?参考にならんし」って思われそうだけど、ここまで書いた方法でわたしは割と元気になれた。
わたしはもともと「考えすぎる性格」でこれが長所であり短所だと思っていたけど、この「考えすぎること」は基本的に全て想像上の話なのでそれがマイナス思考のトリガーになってるんだと思う。
母親いはく、わたしが小学生のころから「この子は考えすぎで自殺するのでは」と思われていたらしいので生粋のメンヘラであることがわかる。
そもそも幼稚園の頃、毎日毎日泣いていたけど泣いていた理由は「いつかみんな死ぬのが怖い」と思って泣いていた。
杞憂すぎん?ちなみに今でも怖いよ
要はこんな長年の癖なんてものはそう簡単には抜けないので、思考の練習をしていくしかないと思う。
そのため美味い飯食べて、よく寝て、ドラマ見たり、ゲームしたり、散歩したり、写真撮ったりの娯楽が大事なんだろう。
あとなぜ精神って夜になると不安定になるんですかね?わたしだけ?
昼間は比較的元気なのに夜になると「暗闇が怖い」「心細い」「死にたいわけでなく消えてなくなりたい」みたいな感情が生まれること多いけど、あれはほんとなんでだろうな。
たぶん1つの夜を乗り越えるためには早く寝て早く起きて、健康な心と体を手に入れることが最適解なのかもしれないけど、夜更かし好きなんだよな。
楽しい夜更かしはいくらでもウェルカムだけど、人生辛いときは生きるモードに切り替えようね
※生きるモードがわからない人は「こち亀 生きるモード」でググってください。こち亀は最高の漫画
みんなで生き残っていくぞ