君を泣かせた奴はいつか必ず

永遠に穏やかに生きたい


スポンサーリンク

【2021年7月】読んだ本

7月は全然読書の時間が確保できなかった…。と思ったけど、4連休があったのでいつもと変わらないくらい読んでる。週1冊がわたしの限界。ほんとはもっと読みたい。

わたしは時間のコントロールが下手なので、その時ハマってることや、やりたいと思ったことにひたすら時間をつぎ込んでしまう。

どう頑張っても1日24時間しかないのでそれをやりくりするしかないんですが、かと言ってスケジュール組んで急か急か過ごすのも向いてない…。

今やってる副業が軌道に乗ったらもう少し時間に余裕できそうなので頑張るぞ

 

 

ほしのこえ

小説 ほしのこえ (角川文庫)

ほしのこえ  - 原作:新海誠 / 著:大場惑

ひっっっっさしぶりに小説を読みました。

tumblerでこの小説の一節を見かけて、調べてみたらSFだった。小説はSFとミステリーが大好き。

寝る前に読み始めたら、ミカコとノボルはどうなるの!?という心配から一気に読み切ってしまった…。展開的にはミカコとノボルの話についてはまとまっていた一方、彼らを取り巻く環境の設定などは、結局なに!?となる部分が多かった気がします。

わたしはやたらミカコに感情移入してしまって、ミカコが泣いてたり、ミカコが書いたメールを見て気を揉みました。

それにしても、この小説の内容とは離れるけど、遠距離のやりとりって「会えないこそ心の支えになる」部分が大きい気がして、仮に私が遠距離してて久しぶりに好きな人に会えることになったら急激に冷めそうだな〜とか根性腐りきったことを思った。遠距離向いてない自信ある。

アニメもあるらしいけど、小説での良さをとっておきたいので見ないことにする。

 

働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」

働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」 - 川添愛

これは最高にわかりやすくめちゃくちゃ面白い本。機械が「言葉をわかる」には何が成り立っていないといけないのか?が書かれています。

働きたくないイタチがなんでも言うことをきいてくれるロボットを作ろうとするけど、機械に言語を理解させるのが難しく、機械ってこういう風に言葉を認識してるんだなというのがよくわかる。

言われてみれば「言葉がわかる」の定義って難しい。人同士でも「あいつ何言ってるのかわからない」ってなることがあるわけで、言葉を操れる=的確に要望や本意を伝える ではないとつくづく気づかされます。

とりあえずイタチがとにかく可愛いです。働きたくない気持ちわかる~~となる。

 

コンビニに生まれかわってしまっても

コンビニに生まれかわってしまっても 新鋭短歌シリーズ

コンビニに生まれかわってしまっても - 西村 

歌集も久しぶりに読みました。タイトルからして最高。

これは悪口ではないのですが、ほどよくメンヘラな短歌が並んでおりすごく良かったです。最初、一人称が「俺」の短歌が並んでいたので男性の歌人かと思っていたのですが、途中から「わたし」の一人称も出てきて内容から女性だと気づきました。

31文字の中で表現するにあたり、文字数の関係で変わるというのもあるんだろうけど、一人称がその歌ごとに自由に表現されてるのも短歌の良さだ~~と思いました。

 

おいしいものでできている

おいしいもので できている

おいしいもので できている - 稲田俊輔

タイトル通り、食に意欲的な著者によるエッセイです。先月、松井玲奈ちゃんのエッセイを読んだ時も書いたけど、わたしは食にさほど興味が無いので、食についてこれほどまでに文章を書けるのはただただすごいの一言につきます。

食事って基本的には一日三食たべているわけで、そう思うと生きていると途方もない回数を繰り返す行為であり「食」に対してこれだけエピソードがあっても不思議ではないんですが、自分では到底思いつかない。

これが美味しい!だけではなく、その時の境遇とか記憶とか感情が紐づいているのを読むと、食がいかに人に密接なのかを感じます。

 

1%の努力

1%の努力

1%の努力 - ひろゆき

Audibleが3ヶ月半額だったのでそれを利用して買いました。

内容は結構配信でも喋ってることもある気がします。Audibleで全く別の人が読みあがているというのもあって、配信と同じニュアンスのこと言ってるとしても印象が変わるので好き嫌い別れそう。

個人的にこの本はAudibleで聴くのはオススメしません。全然違う人が薄いことを言ってるように聞こえてしまう不思議。(語弊がないように言うと読み上げの方は爽やかで聞き取りやすいです!)