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過去の国語の教科書が読みたい

みなさん、教科書って持ってますか?

現役の学生さんだと持ってると思うのですが、社会人になっても小中高の頃の教科書を持っている人ってどのくらいいるのだろう。

わたしはここ最近、無性に国語の教科書が読みたくて実家に帰ってみたら既に全て父親によって捨てられていました。悲しい!!

 

国語の教科書って普通に面白くない?

高校では理系行ったけど、学生時代、国語が好きでした。

国語と数学が得意で英語が苦手だった。

とはいえ、国語の「この時の太郎の心情として正しいものを〜」みたいな問題が良いかと言われると疑問だけど、単純に国語の教科書に載っている小説や評論を読むのが好きでした。

模試の現代文でも面白い評論がたくさんあった気がする。

 

教科書読みたいな~と思ったものの、既に捨てられていたので過去の国語の教科書を手に入れる方法がないか調べたので備忘です。

 

過去の国語の教科書を手に入れる方法はあるのか

結論から言うとあるにはあるけど難しいです。

というのも、国語の教科書って現行のものは購入できるのですが(なんと1冊400円程度)、過去の教科書って販売されていないそうです。

最初、教科書400円って安っ!って思ったけど、義務教育では教科書無料になるといいよね。

 

過去の教科書が正規で手に入らないとなると、思いついた方法が下記です。

①古本で探す

②過去収録された作品を基に書籍を探す

 

探すとなると自分が使用していた教科書がどの年代の期間で使われていたのかを確認する必要があるのですが、出版社によっては過去の教科書の表紙と収録作品をリストで出してくださっているのでそれを基に探しました。

すごいありがたいことですね…。

わたしは小中、光村図書の教科書使っていました。

www.mitsumura-tosho.co.jp

www.mitsumura-tosho.co.jp

 

過去の教科書売ってない問題

とはいえ、古本で教科書って全然売ってない。

当時わたしが高校の頃に使っていたのと同じ教科書は古本屋を3件まわったらたまたま売ってました。そんなことあるんだ。

でもやはり「自分の」教科書ではないんですよね。

眉月じゅんさんの「九龍ジェネリックロマンス」にしっくりくる表現があって、「長年連れ添ったスーツケースが壊れて同じ型のスーツケースを買ってもしっくりこないのは長年連れ添ったスーツケースに人間の情があるから」みたいな内容。

パラパラ捲って「この作品覚えてる!」ってものはいくつもあったけど、自分が書き込んだ形跡がないものだから「ほんとうにこれだっけ?」という気持ちが拭い切れない。

不思議ですね。

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手の変幻  著 清岡卓行

 これ好きでした。ミロのヴィーナスに腕がないことでそんなロマン語れるかと思う。読んでてたのしい。

 

残念ながら小中の教科書が当時使っていたものと同じものが見つかりませんでした。

そらそうよ。軽く10年以上前よ。

 

手に入れられないけど閲覧はできる

もう一生、わたしはわたしが学んだ頃の教科書を見ることはないのか~と思っていると、どうやら都道府県で設置している教科書センターで閲覧ができるそうです。

www.mext.go.jp

貸し出しはやっていないので、じっくり読むとかはできないのですが、こういう施設があることに感動しました。近いうちに行ってみたい。

どんだけ教科書に執着してるんだよ。

 

未だに覚えてる作品

意外と小説より評論の方が記憶に残っています。 

余談ですが、エルマーのぼうけんでエルマーがトラにチューインガム渡して「緑になったら埋めるとガムの木が生える」と嘘を言って逃げるのですが、当時これ読んだ時に、嘘を教えられたトラがかわいそう!エルマーが食われろ!!と思うような子供でした。

 

いっぽんの鉛筆の向こうに

小学生の時に教科書で読んだ作品だと、「ちぃちゃんのかげおくり」とか「オツベルと象」みたいな物語も覚えがあるけど、何故か1番覚えてるのがこれですね

「スリランカ、ボガラ高山」から始まるんですよ…。

これ谷川俊太郎さんが書かれたそうです。

あとは「カブトガニを守る」とか「森に生きる」とか。懐かしいな。

 

光村図書は過去の教科書に掲載された作品を文庫で出してくれていることがあり、この「いっぽんの鉛筆の向こうに」と「森に生きる」が収録されている文庫も存在します。

光村ライブラリー (11)

光村ライブラリー (11)

  • 発売日: 2002/03/01
  • メディア: 単行本
 

 ちなみに買いました。

 

16ビートは踊りのリズム

めちゃくちゃ覚えてるんだけど、いつ学んだのか覚えていない…。

たぶん中学の時なのですが、これが収録されている過去の教科書が検索しても見つかりませんでした。なぜ…

バリのケチャが題材になっていて、当時、国語の先生がケチャの音源もってきてラジカセで聞かせてくれた覚えがあります。

ひたすら「チャッチャッチャッ チャチャチャチャチャチャチャチャ」って合唱でビートを刻んでいる音源だった。

 この作品、読みたいんですが元の本が既に絶版になっているのかべらぼうに高い値段で中古で売られていました。

 

 

今の教科書って村上春樹さんとか載ってるんですね…。最高じゃん。

わたしの学生時代は全く良いものではなく、むしろ荒んでいたのですが最近、やたら幼いころの記憶を思い出すので死期が近い可能性ある。