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劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語を見ました

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語(通常版) [Blu-ray]

めっちゃくちゃ今更感が満載なんですが、叛逆の物語観ました。
前々から観たかったけどレンタル屋行くのが億劫でやっとかりました。
わたしはアニメは好きだけど、自ら深読みするのは苦手で作品見た後にいろんな人の考察を読んで楽しむタイプです。

なのでもう単純に見たままの感想と色々考察見た上で思ったことを書きます。浅いです。

 

 

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・オープニング

OPだけで感動する。
クラリスの曲、すごく素敵でサビで鳥肌たつですが、ほむほむが座り込んでる周りを4人が踊ってるシーンだけでも何回も観れます。「キュウベエに踊らされる4人」という解釈がありますが、個人的にはこの4人の踊りによる明るさはもう少し希望のあるものな気がしてしまいます。なんにせよ可愛い。

・変身シーン

急遽、戦隊モノ感が強い。1人1人すごく凝ってるんだけど、これに関しては初見からかわいいというより怖いとか不気味な気持ちになるシーンだな〜と思いました。さやかちゃんが走って1つになるところが好き。

・ケーキの歌

かわいい。とにかくかわいい。この歌の考察すごく好きで、特にさやかちゃんがラズベリーなこととほむほむがカボチャなのは胸が詰まる。ただ歌の意味を差し引きしても、ただただかわいい。さやかちゃんかわいい。まみさんおっぱい。

・仁美ちゃんとナイトメア

仁美ちゃんすきです!!アニメ本編でさやかを呼び出して「上条くんをお慕いしておりますの」って言うところが特に好きです。
映画では上条くんに電話をかけるシーンがあってデートを断られるも「わたしは頑張っている上条くんが大好きですから」って言うんですよ…。それはもう勇気を持っていってて、めっちゃLOVEじゃん。それ言われた上条の返事が「ははっ」って、お前なんでちょっと引き気味なん??せめて「ありがとう」くらい言ったれよ!!!ってイラっとします。そりゃナイトメアにもなりますよ。仁美ちゃんがんばってほしい。

・さやかと杏子

もうOPから通学の時点で「こんな世界があっていいんですかあ!?」って思うくらい幸せそうな二人を見て胸熱です。気があうからこそ衝突した二人なんだと思います。
わたしはさやかちゃん推しなのですが、彼女が「正義の味方」を語るところは傲りであり、現実にこのタイプがいたら完全に嫌いなんですが、アニメだとさやかちゃんみたいな感情のままに言動するタイプはかなり好きです。
ほむほむがさやかと対峙した時に「これってそんなに悪いことなの?」って言うさやかちゃんはほむほむが作ったものではなく、さやかちゃん自身言葉だと思うと更に胸熱。サバサバしてるようで女の子らしさと優しさを兼ね合わせてる。
あと、杏子ちゃんに「サンキュ」って言うの可愛すぎません?ほっぺに指つけてサンキュって…。

・ほむほむ

ほむほむは本当にかわいそうというか最もつらい存在だとは思うんですが、個人的には彼女があそこまで悪い方向に転んでしまったのは彼女の性格というか、とてつもなく不器用なところが1番の要因なのでは?とも思う。不器用というか、人に頼るのが下手くそで自己完結しようとした結果、おかしくなってしまう。ベベの正体探るためにベベを連れ出すも、まみと話し合いができていないまま衝突するし悲しい。
メガネ三つ編みほむらから覚醒した悪魔ほむらになるまで少しずつ少しずつ声でも変わっていく様子がわかるのが本当にすごい。最後は完全にほむほむじゃなくて戦場ヶ原を連想してしまうけど。

・魔女化したほむほむ

本当に怖い。彼岸花の冠をかぶって顔の半分を無くし歯の涙を流す。
くるみ割り人形がモチーフだそうですが、最初に歯が零れているのを見た時に真っ先に思い浮かんだのは「歯が抜ける夢」でした。最も見たくない夢こと「歯が抜ける夢」。
夢占いでは家族の死などを指すことがありますが、大枠では「大切な人との別れ」も指すそうです。ほむほむにとって最も大切な存在、まどかとの別れの意味があったりするのかな~と思ったりしました。
魔女って不気味なのにデザインが美しくて、細部まで意味があったりどこまでも深読みできる。

・わたしが割けちゃう

笑っちゃったよ。笑うシーンじゃないのに。

・まどかの本音

「わたしだったら耐えられない」これ聞いててつらかったです。
円環の理になることもまどかの本当の望みだったんだろうけど、その記憶がないまどかが純粋に女の子として思っていることは、家族や友達と離れ離れになるなんて悲しいというすごく当たり前なことで、「まあそうだよね…」ってなりました。花畑が心を反映していて、まどかの本音を知ったほむほむの絶望たるや。

・まだだめよ

この歌、ありとあらゆるシーンで色んなパターンで使われてましたね。魔女化したほむほむのシーンで使われてたのが一番印象的でした。
個人的なクッソ浅い考えだと、ほむほむの作った世界が無くなるのは「まだだめよ」って意味なのかなと思ってました。まどかのいる世界が自分の作った世界だと知るのはまだだめだよ、魔女化して断頭台に向かう間ももうすぐ終わりでも待って、まだだめだよって言い聞かせているような感じに聞こえて好きです。

 

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この映画、難しかった…。
映画見る⇒わからないところ調べる⇒映画見る⇒考察読む⇒映画見る⇒映画見る⇒考察読む⇒映画見る、という工程を踏んでやっと細かい仕掛けとか意識したくらいです。すごい映画だよ。
続編出て欲しい…